前回、
日本の洋裁本の英訳版を購入して、チュニックを作った話
をしましたが、
その中で、
『イギリスでは日本の洋裁に人気があるなあ』
と私が思う根拠については、
あまり触れることができませんでした。
そこで、今回は、
『春の白いドレス♬』は、
トルソーにひっかけて放置したまま、
その点についての3つの事実を取り上げて、
検証してみたいと思います!
最近中国勢に押され気味ですが、
ここで日本のすばらしさをはっきり証言したいです!
(参考:この情報源は、久しぶりの洋裁熱にうかされて行った、
怒涛のような長時間のネットサーフィンを基にしています。^^)
その1.日本の洋裁本がたくさん英訳されている!
Amazon.co.ukで検索すると、
日本人の手による英訳された洋裁本がたくさん出てきます。
月居良子さんの本ばかりでなく、
“Simple Modern Sewing”
主婦の友社から。
こっちにしようか、月居さんの本にしようかだいぶ迷った、
“She Wears the Pants”
高田佑子さんの本。
うっとりと眺めていた
“Drape Drape 3”
Hisako Sato さんの本。
3.ってことは1も2もあるってことですね。
こうしてみてみると、
和食の英訳本は昔から目についていたのですが、
洋裁もなかなか人気あるんじゃないか、
と思ったのです。
村春よりいい!うふってなりました。^^
その2.日本の生地の人気!すでに英語化しているものも
これはですね。
ネットで生地を買おうと物色していて目についたことなんですが、
日本製の生地には、
Japanese fabric/ Japanese Shiobori/ Japanese Aizome
などと、製品名にたいてい添え書きがあるんですね。
これは日本の生地ばかりじゃなく、
インドネシアやタイのバティックとか、
イカットとか、
アフリカのワックスプリントとか、
チャイニーズのデ・シンとかも
同じように人気のジャンルとして一大勢力を築いています。
そして強調したいのは
雑貨はZAKKA
しぼりはShibori
着物の袖はKIMONO Sleeves
と英語でそのまま使われていること。
刺身や寿司と同格?
ぐらいにはなっているんじゃないでしょうか。
その3.洋裁グッズとミシンは圧倒的に日本製
最後はミシンです。
ミシンはやっぱり圧倒的に日本製が強いです。
蛇の目ミシン
ブラザーミシン
トヨタミシン
ジューキミシン
上の写真のように、
英国でNO1のソーイング雑誌、
SEW誌主催の
British Sewing Awords 2015
(2015年英国ソーイング賞)のミシン部門では、
1位:蛇の目社 (Janome Memory Craft 15000v2)
2位:ブラザー社(Brother Innov-is V7)
3位:ブラザー社(Brother Innov-is XV)
と3位までを日本ブランドが独占しています。
これは別に私の日本人としてのひいき目じゃなく、
英国人にちゃんと選ばれているんですよ。
使ってみればわかるってことです。
英国でソーイングを再開してみてつくづく思うのは、
洋裁用品が日本製のものは素晴らしいということ。
たとえば、待ち針ありますよね。
英国の待ち針って、
なかなか針が布に刺さらないんです。爆
薄い布地でも、なんでもです。
待ち針の先がちゃんととがってないんです。
私は日本でこんな思いをしたことは一度もありませんでした。
ソーイングにいそしむそこのあなた。
待ち針は刺さるものだと思ったら大間違いです。
刺さらない待ち針だってあるんですよー。^^
というわけで、
大好きなニッポンガンバレ!
というくだりでございました。
おあとがよろしいようで。
ちゃおちゃお!