ここ数週間、ちょくちょく図書館に通っています。
カウンターの人から
「3年ぶりなんで、カードの期限が切れてます」
と言われたほど久しぶりの図書館ですが、
その目的は・・・
そう、
「ハンドメイドや洋裁の本を大量に借りよう!」
と思ったからです。
この思い付きはわれながら結構気に入って、
図書館通いが始まりました。
でも、キルティングやクロシェット、
ニット関係の本は山ほどあるのに、
洋裁の本ってあんまりないのです。
ま、
図書館に過度の期待を寄せるのもなあ、
なんせタダだし・・・
とか考えながら、
それほどないCraftのスペースを何気なく見ていると、
ファッションの歴史関係の本が数冊見つかりました。
下はそのうちの数冊です。
50 FASHION DESIGNERS YOU SHOULD KNOW (知っておきたい50人のファッションデザイナー)
20世紀の名だたるファッションデザイナー50人が、
見開き2ページから、大御所になると4ページぐらいさいて、
わかりやすく紹介されています。
![DSCN0979](http://linenmagic.com/wp-content/uploads/2016/04/DSCN0979-e1460185710338.jpg)
日本のデザイナー、高田賢三さん。
この本では4ページにわたって紹介されています。
色使いが見事としかいいようがないです。
コレクションにでてくるものでも、
満更着られないもんでもない、
感じがしてほっとしますよね。
KENZOさんの服は、
かつてヨーロッパでも結構人気がありました。
私も♡bayで購入したのが何点かありますが、
いつもパーフェクトフィットを感じるのは、
さすがとしか言いようがないです。
今は会社をLVMH に売却して、
ハウスのチーフデザイナーは別の方になっていますが、
全盛期は本当にすごかったです。
![DSCN0978](http://linenmagic.com/wp-content/uploads/2016/04/DSCN0978-e1460185727371.jpg)
こちらは三宅一生さん。
もう、すっごいおもしろい。
なんか抽象画ですね。
着るのは難しそうだけど、
服だって突き詰めるとこうなる、
の見本でしょうか。
このほかにも、
山本耀司さん、川久保玲さんが紹介されていました。
日本人のデザインが、
世界中をびっくりさせた時代もあったんです。
日本でも同じ本↓が手に入るようです。
(ただし英文)
![](http://linenmagic.com//HLIC/accba0b69f352b4c9440f05891b015c5.gif)
VOGUE ON Hubert de GYVENCHY ≪ジバンシィ≫
ハンサムで貴族的なジバンシィのファッションは、
贅沢でクリエイティブ、
そして完璧性が求められるオートクチュールに、
現代的な経営センスをうまく取り入れたものでした。
ジバンシィは
オードリー・ヘップバーンの衣装をデザインしたことで有名ですね。
サブリナパンツ、
プリンセスライン、
もう、黒のティドレスの代名詞ともいえる、
「ティファニーで朝食を」の
リトル・ブラック・ドレス・・・
すべて彼の手によるものです。
ヘップバーンのイメージは、
ジバンシィのデザインが作ったといっても
言いすぎじゃないでしょうね。
彼のデザインには、ヘップバーンが、
ヘップバーンにはジバンシィのデザインが必要だったんでしょう。
典型的な相乗効果。
この本は、彼の一生を知るうえでとても役立ちますが、
それ以上に、
彼のデザインを映した写真が猛烈にきれいです。
斬新で今でもハッとするような、
素敵なデザインがたくさん載っています。
![DSCN0983](http://linenmagic.com/wp-content/uploads/2016/04/DSCN0983-e1460185779576.jpg)
(ヘップバーンとジバンシィ)
アマゾン見ていたら、邦訳されていました。
てことは、図書館にもあるかもです。^^
![](http://linenmagic.com//HLIC/accba0b69f352b4c9440f05891b015c5.gif)
美しいものをたくさん見せていただきました。
素晴らしいの一言です。